営業用パソコンを下取りに出し、現金500円を受け取った。(備品)(売上)(現金) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★★☆☆
営業用パソコンを下取りに出し、現金500円を受け取った。(備品)(売上)(現金)
こたえ
(現金)500 (備品)500
かいせつ
営業用のパソコンは、商品ではなく備品です。
販売用のパソコンであれば、商品です。感覚的にも分かります。
問題中の(売上)は使いません。
商品も備品も売り買いできますが、簿記では扱いを分けます。
簿記は、会社の財産と、もうけをまとめるのが目的です。
(財産を「貸借対照表」に、もうけを「損益計算書」にまとめたい)
本業のもうけを知るには、本業以外の取引は分けた方が好都合です。
備品は資産なので、資産(備品)が減り右に、資産(現金)が増え左に。
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
左手で現金を受け取り、理由を(備品)としてもOKです。
おまけ
備品は買っても、売っても(備品)。
商品は買えば(仕入)、売れば(売上)です。
ですが、商品を(商品)とすることもあります。
買ったときは、
(商品)XXX (現金)XXX
売ったときは、
(現金)ZZZ (商品)XXX
(商品売買益)YYY
ここで(商品)は商品原価を意味します。
通常、原価で商品を販売することはありません。
販売時は、原価の(商品)と利益の(商品売買益)を分けて記載します。
ただ、面倒なので(商品)を使うやり方は一般的ではありません。
★★☆☆
営業用パソコンを下取りに出し、現金500円を受け取った。(備品)(売上)(現金)
こたえ
(現金)500 (備品)500
かいせつ
営業用のパソコンは、商品ではなく備品です。
販売用のパソコンであれば、商品です。感覚的にも分かります。
問題中の(売上)は使いません。
商品も備品も売り買いできますが、簿記では扱いを分けます。
簿記は、会社の財産と、もうけをまとめるのが目的です。
(財産を「貸借対照表」に、もうけを「損益計算書」にまとめたい)
本業のもうけを知るには、本業以外の取引は分けた方が好都合です。
備品は資産なので、資産(備品)が減り右に、資産(現金)が増え左に。
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
左手で現金を受け取り、理由を(備品)としてもOKです。
おまけ
備品は買っても、売っても(備品)。
商品は買えば(仕入)、売れば(売上)です。
ですが、商品を(商品)とすることもあります。
買ったときは、
(商品)XXX (現金)XXX
売ったときは、
(現金)ZZZ (商品)XXX
(商品売買益)YYY
ここで(商品)は商品原価を意味します。
通常、原価で商品を販売することはありません。
販売時は、原価の(商品)と利益の(商品売買益)を分けて記載します。
ただ、面倒なので(商品)を使うやり方は一般的ではありません。
備品の机を現金2,000円で購入した。なお、送料100円も現金で払った。(備品)(現金)(支払運賃) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★★☆☆
備品の机を現金2,000円で購入した。なお、送料100円も現金で払った。(備品)(現金)(支払運賃)
こたえ
(備品)2,100 (現金)2,100
かいせつ
商品購入時の送料は(発送費)、(支払運賃)とはせず、(仕入)として合計しました。
備品購入時も同じです。
備品自体の価格に、送料や保険料など、かかった費用を合計して(備品)とします。
送料も一緒に現金で払っているので、
(備品)2,100 (現金)2,100
問題の(支払運賃)は今回の仕訳では使いません。また引っ掛けです。
それから、1000は簿記では1,000と書きます。10000は10,000。
おまけ
送料の扱いは同じですが、商品と備品は違います。
商品は販売用の物品。買えば(仕入)、売れば(売上)です。
備品は売買ではなく、店舗や会社の運営に使う物品で、資産です。
買っても、売っても(備品)。
備品には机のほか、陳列棚、応接セット、事務機器などがあります。
買えば資産の増加で左、売れば資産の減少で右に書きます。
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
問題では「備品の机」とあるので、(備品)ですが、
家具販売店が販売用の机を買えば、商品となり、(仕入)とします。
★★☆☆
備品の机を現金2,000円で購入した。なお、送料100円も現金で払った。(備品)(現金)(支払運賃)
こたえ
(備品)2,100 (現金)2,100
かいせつ
商品購入時の送料は(発送費)、(支払運賃)とはせず、(仕入)として合計しました。
備品購入時も同じです。
備品自体の価格に、送料や保険料など、かかった費用を合計して(備品)とします。
送料も一緒に現金で払っているので、
(備品)2,100 (現金)2,100
問題の(支払運賃)は今回の仕訳では使いません。また引っ掛けです。
それから、1000は簿記では1,000と書きます。10000は10,000。
おまけ
送料の扱いは同じですが、商品と備品は違います。
商品は販売用の物品。買えば(仕入)、売れば(売上)です。
備品は売買ではなく、店舗や会社の運営に使う物品で、資産です。
買っても、売っても(備品)。
備品には机のほか、陳列棚、応接セット、事務機器などがあります。
買えば資産の増加で左、売れば資産の減少で右に書きます。
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
問題では「備品の机」とあるので、(備品)ですが、
家具販売店が販売用の机を買えば、商品となり、(仕入)とします。
商品を300円で仕入れ、代金は掛けとした。なお、送料50円は現金で払った。(仕入)(買掛金)(現金)(支払運賃) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★★★☆
商品を300円で仕入れ、代金は掛けとした。なお、送料50円は現金で払った。(仕入)(買掛金)(現金)(支払運賃)
こたえ
(仕入)350 (買掛金)300
(現金) 50
かいせつ
商品購入時の送料は(発送費)、(支払運賃)とはしません。
商品自体の価格に、送料や保険料など、仕入にかかった費用を合計して(仕入)とします。
普段、楽天、amazonなどでは、送料込みの値段で店舗比較します。
送料も仕入にかかった費用として一括処理します。
問題の(支払運賃)は今回の仕訳では使いません。
引っ掛けです。
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
費用(仕入)が増えたから左
負債(買掛金)が増えたから右、資産(現金)は減ったから右。
★★★☆
商品を300円で仕入れ、代金は掛けとした。なお、送料50円は現金で払った。(仕入)(買掛金)(現金)(支払運賃)
こたえ
(仕入)350 (買掛金)300
(現金) 50
かいせつ
商品購入時の送料は(発送費)、(支払運賃)とはしません。
商品自体の価格に、送料や保険料など、仕入にかかった費用を合計して(仕入)とします。
普段、楽天、amazonなどでは、送料込みの値段で店舗比較します。
送料も仕入にかかった費用として一括処理します。
問題の(支払運賃)は今回の仕訳では使いません。
引っ掛けです。
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
費用(仕入)が増えたから左
負債(買掛金)が増えたから右、資産(現金)は減ったから右。
商品を300円で販売し、代金は掛けとした。なお、送料50円は現金で払った。(売上)(売掛金)(現金)(発送費) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★★☆☆
商品を300円で販売し、代金は掛けとした。なお、送料50円は現金で払った。(売上)(売掛金)(現金)(発送費)
こたえ
(売掛金)300 (売上)300
(発送費) 50 (現金)50
かいせつ
商品販売時の送料は(発送費)、(支払運賃)などで、費用として処理します。
(発送費) 50 (現金)50
右手で払った現金の理由を(発送費)として左に書いてもOK。
商品販売の分は、収益(売上)が増えて、資産(売掛金)が増えたので、
(売掛金)300 (売上)300
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
おまけ
商品購入時に送料を負担する場合は、商品価格と合計して(仕入)とします。
(発送費)(支払運賃)は使いません。
楽天、amazonなどでは、送料込みの値段で店舗比較します。
送料も仕入にかかった費用として一括処理します。
★★☆☆
商品を300円で販売し、代金は掛けとした。なお、送料50円は現金で払った。(売上)(売掛金)(現金)(発送費)
こたえ
(売掛金)300 (売上)300
(発送費) 50 (現金)50
かいせつ
商品販売時の送料は(発送費)、(支払運賃)などで、費用として処理します。
(発送費) 50 (現金)50
右手で払った現金の理由を(発送費)として左に書いてもOK。
商品販売の分は、収益(売上)が増えて、資産(売掛金)が増えたので、
(売掛金)300 (売上)300
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
おまけ
商品購入時に送料を負担する場合は、商品価格と合計して(仕入)とします。
(発送費)(支払運賃)は使いません。
楽天、amazonなどでは、送料込みの値段で店舗比較します。
送料も仕入にかかった費用として一括処理します。
現金で販売した商品を、汚れのため100円値引きした。(売上)(現金) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
現金で販売した商品を、汚れのため100円値引きした。(売上)(現金)
こたえ
(売上)100 (現金)100
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
現金で販売した仕訳は、
(現金)XXX (売上)XXX
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
損益計算書
費用 | 収益
資産(現金)が増えたから左
収益(売上)が増えたから右。
取り消す処理は、逆の仕訳。100円値引きしたので、
(売上)100 (現金)100
一足跳びに、値引き分だけ資産(現金)が減ったから右手で払って右、
理由が収益(売上)の減少なので左でもOKです。
おまけ
4/2 現金400円で販売した商品のうち、汚れのため4/10 100円値引きした。
という問題でしたら、
4/ 2 (現金)400 (売上)400
4/10 (売上)100 (現金)100
(現金)(売上)の残高を知るため、転記してみます。
仕訳の「左」の日付、金額は転記しても「左」に。増減の理由も一緒に書きます。
仕訳の「右」の日付、金額は「右」に書きます。同じく増減の理由も書くので、
現金
4/ 2 売上400 | 4/10 売上100 ・・・左が300円多いので、現金(資産)残高が300円
売上
4/10 現金100 | 4/ 2 現金400 ・・・右が300円多いので、売上(収益)残高が300円
と分かります。
★☆☆☆
現金で販売した商品を、汚れのため100円値引きした。(売上)(現金)
こたえ
(売上)100 (現金)100
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
現金で販売した仕訳は、
(現金)XXX (売上)XXX
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
損益計算書
費用 | 収益
資産(現金)が増えたから左
収益(売上)が増えたから右。
取り消す処理は、逆の仕訳。100円値引きしたので、
(売上)100 (現金)100
一足跳びに、値引き分だけ資産(現金)が減ったから右手で払って右、
理由が収益(売上)の減少なので左でもOKです。
おまけ
4/2 現金400円で販売した商品のうち、汚れのため4/10 100円値引きした。
という問題でしたら、
4/ 2 (現金)400 (売上)400
4/10 (売上)100 (現金)100
(現金)(売上)の残高を知るため、転記してみます。
仕訳の「左」の日付、金額は転記しても「左」に。増減の理由も一緒に書きます。
仕訳の「右」の日付、金額は「右」に書きます。同じく増減の理由も書くので、
現金
4/ 2 売上400 | 4/10 売上100 ・・・左が300円多いので、現金(資産)残高が300円
売上
4/10 現金100 | 4/ 2 現金400 ・・・右が300円多いので、売上(収益)残高が300円
と分かります。
掛けで仕入れた商品が汚れていたので、50円の値引きを受けた。(買掛金)(仕入) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
掛けで仕入れた商品が汚れていたので、50円の値引きを受けた。(買掛金)(仕入)
こたえ
(買掛金)50 (仕入)50
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
掛けで仕入れた仕訳は、
(仕入)XXX (買掛金)XXX
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
費用(仕入)が増えたから右
負債(買掛金)が増えたから左。
取り消す処理は、逆の仕訳。50円の値引きを受けたので、
(買掛金)50 (仕入)50
一足跳びに、値引き分だけ費用(仕入)が減ったから右、
負債(買掛金)も減ったから左でもOKです。
★☆☆☆
掛けで仕入れた商品が汚れていたので、50円の値引きを受けた。(買掛金)(仕入)
こたえ
(買掛金)50 (仕入)50
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
掛けで仕入れた仕訳は、
(仕入)XXX (買掛金)XXX
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
費用(仕入)が増えたから右
負債(買掛金)が増えたから左。
取り消す処理は、逆の仕訳。50円の値引きを受けたので、
(買掛金)50 (仕入)50
一足跳びに、値引き分だけ費用(仕入)が減ったから右、
負債(買掛金)も減ったから左でもOKです。
現金で販売した商品500円のうち、200円が品違いで返品された。(現金)(売上) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
現金で販売した商品500円のうち、200円が品違いで返品された。(現金)(売上)
こたえ
(売上)200 (現金)200
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
現金で販売した仕訳は、
(現金)500 (売上)500
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
損益計算書
費用 | 収益
資産(現金)が増えたから右
収益(売上)が増えたから左。
取り消す処理は、逆の仕訳。200円分を返品するので、
(売上)200 (現金)200
右手で現金200円を払って(返して)、理由の収益(売上)減少を左に書いてもOKです。
★☆☆☆
現金で販売した商品500円のうち、200円が品違いで返品された。(現金)(売上)
こたえ
(売上)200 (現金)200
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
現金で販売した仕訳は、
(現金)500 (売上)500
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
損益計算書
費用 | 収益
資産(現金)が増えたから右
収益(売上)が増えたから左。
取り消す処理は、逆の仕訳。200円分を返品するので、
(売上)200 (現金)200
右手で現金200円を払って(返して)、理由の収益(売上)減少を左に書いてもOKです。
掛けで仕入れた商品200円のうち、品違いで100円を返品した。(仕入)(買掛金) [仕訳編]
簡単簿記 仕訳編( )の言葉を使ってください。
★★☆☆
掛けで仕入れた商品200円のうち、品違いで100円を返品した。(仕入)(買掛金)
こたえ
(買掛金)100 (仕入)100
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
返品前の掛けで仕入れた仕訳は、
(仕入)200 (買掛金)200
費用(仕入)が増えたから左、
買掛金は後払いしなければいけない負債なので、負債が増えれば右。
取り消す処理は、逆の仕訳をします。200円分を全て返品するときには、
(買掛金)200 (仕入)200 となりますが、100円分が品違いなので、
(買掛金)100 (仕入)100
返品する分、費用(仕入)が減ったから右、
負債(買掛金)も減ったから右でもOKです。
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産
★★☆☆
掛けで仕入れた商品200円のうち、品違いで100円を返品した。(仕入)(買掛金)
こたえ
(買掛金)100 (仕入)100
かいせつ
品違いや傷、汚れで返品する場合は、仕入や販売した取引を取り消します。
返品前の掛けで仕入れた仕訳は、
(仕入)200 (買掛金)200
費用(仕入)が増えたから左、
買掛金は後払いしなければいけない負債なので、負債が増えれば右。
取り消す処理は、逆の仕訳をします。200円分を全て返品するときには、
(買掛金)200 (仕入)200 となりますが、100円分が品違いなので、
(買掛金)100 (仕入)100
返品する分、費用(仕入)が減ったから右、
負債(買掛金)も減ったから右でもOKです。
損益計算書
費用 | 収益
貸借対照表
資産 | 負債
| 純資産