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売掛金200円をかつて振り出した小切手で受け取った。(売掛金)(現金)(当座預金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
売掛金200円をかつて振り出した小切手で受け取った。(売掛金)(現金)(当座預金)
 

 

こたえ
 (当座預金)200 (売掛金)200 

かいせつ
 自分が振り出した小切手がめぐりめぐって戻ったときです。

 「自分以外が振り出した」小切手は(現金)ですが、
 「自分が振り出した」小切手は(当座預金)とします。

 資産(売掛金)を回収して、減少したので右に。
 代わりに、資産(当座預金)は戻ってきて、増加したので左です。

  貸借対照表
 資産 | 負債
     | 純資産

おまけ
 かつて小切手を振り出したときは、例えば、このような仕訳です。
 (仕入)200 (当座預金)200

売掛金300円を先方が振り出した小切手で受け取った。(売掛金)(当座預金)(現金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★★☆☆
売掛金300円を先方が振り出した小切手で受け取った。(売掛金)(当座預金)(現金)




こたえ
 (現金)300 (売掛金)300

かいせつ
 「自分以外が振り出した」小切手は、簿記で現金とします。
 いつでも銀行で換金できるので、現金と同じものとして扱います。

 「自分以外が振り出した」小切手以外では、郵便為替証書、株式の配当金領収書、
 支払期日の過ぎた国債や社債の利札も現金です。

 日常の現金:紙幣や貨幣
 簿記の現金:紙幣や貨幣+すぐに紙幣や貨幣に換えられるもの

   貸借対照表
  資産 | 負債
     | 純資産

 資産の(売掛金)が減るから右、
 すぐに換金できる(現金)が増えるから左です。

おまけ
 問題文のように小切手が出てくると、(当座預金)を使いたくなりますが、
 (当座預金)300 (売掛金)300  とはできません。

 資産の(売掛金)が減るので右にするのは正しいとしても、
 バランスをとるため、(当座預金)を左にすると、自分の(当座預金)にお金が
 入ったことになってしまいます。

 (当座預金)が誰のものかを考えれば分かります。
 相手が小切手を振り出したときは、相手の(当座預金)が減りますが、
 自分の(当座預金)は増えることも減ることもありません。

 (当座預金)だけでなく、(現金)や(売上)(仕入)、簿記で扱うのは、
 あくまで自分の財産です。他人の財布まで気にしていられませんから。

 逆に、「自分が振り出した」小切手でも、巡り巡って自分に戻ったときは
 (現金)ではなく(当座預金)とします。


 (当座預金)300 (売掛金)300  となるのは、
 売掛金を現金で回収し、すぐに自分の当座預金に入金したときです。

当座預金を開設し、現金1,000円を預け入れた。(当座預金)(現金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
当座預金を開設し、現金1,000円を預け入れた。(当座預金)(現金)




こたえ
 (当座預金)1,000 (現金)1,000

かいせつ
 小切手で払うためには、当座預金が必要です。
 当座預金も「預金」なので、口座に入金しておかないと小切手は振り出せません。

   貸借対照表
  資産 | 負債
     | 純資産

 資産(現金)を減らして、資産(当座預金)を増やしたから、
 (現金)は左に、(当座預金)は右に書きます。

商品を250円で仕入れ、代金は小切手で払った。(仕入)(当座預金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
商品を250円で仕入れ、代金は小切手で払った。(仕入)(当座預金)




こたえ
 (仕入)250  (当座預金)250 

かいせつ
 代金を現金ではなく、小切手で支払うこともあります。
 小切手を受け取った側は、いつでも銀行で換金できます。
 小切手が換金されると、小切手を渡した側の決裁用の口座「当座預金」からその分の
 金額が引き出されます。

 当座預金は「預金」なので資産です。
 預金には普通預金もありますが、当座預金は普通預金と違って利息が付きません。

 なら、普通預金の方が良いのでは?と思うかもしれませんが、
 当座預金を開設すると、小切手帳を銀行から受け取り、小切手で支払いができます。
 小切手を使えると、手元に多くの現金を置く必要がなくなり、盗難や紛失のおそれがなくなります。
 小切手は支払うまでは白紙にしておくので、小切手帳を盗まれても実害は防げます。

 個人であれば、普通預金を使った口座振込みもできますが、
 店や会社は入出金が多く、振込み手続きも非常に煩雑ですので、一般的ではありません。

   損益計算書
  費用 | 収益

   貸借対照表
  資産 | 負債
      | 純資産
 
 費用(仕入)が増えたから左
 資産(当座預金)が減ったから右。
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金庫の現金を調べたところ、帳簿より50円不足していた。(現金過不足)(現金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★★☆☆
金庫の現金を調べたところ、帳簿より50円不足していた。(現金過不足)(現金)


 (現金過不足)50 (現金)50 

かいせつ
 実際の金庫の残高と、帳簿の残高が違っているときは現物優先です。
 実際の残高に、帳簿の残高を合わせます。

 帳簿より50円不足していた=何かの理由で50円払った記録を付け忘れたとします。
 右手で現金を払ったはずなので、(現金)を右に、
 理由は定かではありませんが、とりあえず(現金過不足)として左に書きます。

 (現金過不足)50 (現金)50

おまけ
 (現金過不足)は実際と帳簿の残高に差があると分かった時点で、とりあえずの
 理由として使います。理由が判明すれば、(現金過不足)を取り消す処理をします。

 たとえば、原因を調べたところ、買掛金の支払い50円の記録漏れが分かった場合、
 (買掛金)50 (現金過不足)50

 本来であれば、このようになりますが、
 (買掛金)50 (現金)50
 (現金)の代わりに、過去に処理した(現金過不足)を取り消します。

 (買掛金)50 (現金)50     は、実際に現金が移動していますが、
 (買掛金)50 (現金過不足)50  は、帳簿の帳尻あわせなので、現金の移動はありません。

かねて下取りに出した業務用の乗用車代金1,000円を現金で受け取った。(車両運搬具)(現金)(未収金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
かねて下取りに出した業務用の乗用車代金1,000円を現金で受け取った。(車両運搬具)(現金)(未収金)




こたえ
 (現金)1,000 (未収金)1,000 

かいせつ
 下取りに出した乗用車は業務用で、商品ではありません。
 商品以外の物品の代金を後で受け取るときは、(未収金)。
 商品の代金を後で受け取るときは、(売掛金)。

 どちらも後で受け取れる権利、いわば債権なので、資産のグループ。
 (未収金)を回収したときも、(売掛金)の回収と同じように
 現金を受け取る代わりに、権利が消滅します。

 資産(未収金)が減少したので、右に。
 資産(現金)は増加したので、左に書きます。
 
  貸借対照表
  資産 | 負債
      | 純資産

 左手で現金を受け取り、理由の(未収金)を右に書いてもOKです。
 (車両運搬具)の下取りは、「かねて」行なった取引なので、この問題の範疇外です。

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業務用の乗用車を下取りに出し、代金1,000円を月末に受け取ることとした。(車両運搬具)(売掛金)(未収金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
業務用の乗用車を下取りに出し、代金1,000円を月末に受け取ることとした。(車両運搬具)(売掛金)(未収金)



こたえ
 (未収金)1,000 (車両運搬具)1,000 

かいせつ
 下取りに出した乗用車は商品ではありません。
 商品以外の物品の代金を後で受け取るときは、(未収金)。
 商品の代金を後で受け取るときは、(売掛金)。

 どちらも後で受け取れる権利、いわば債権なので、資産のグループです。

 資産(車両運搬具)が減少したので、右に。
 資産(未収金)は増加したので、左に書きます。
 
  貸借対照表
 資産 | 負債
     | 純資産

 この問題で商品は登場しないので、(売掛金)は使いません。

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業務用の乗用車を購入し、車両価格1,000円と付随費用200円を、来月に払うこととした。(車両運搬具)(支払手数料)(買掛金)(未払金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★★☆☆
業務用の乗用車を購入し、車両価格1,000円と付随費用200円を、来月に払うこととした。(車両運搬具)(支払手数料)(買掛金)(未払金)




こたえ
 (車両運搬具)1,200 (未払金)1,200 
かいせつ
 業務用の乗用車は固定資産です。
 本体価格と付随費用を合計して、(車両運搬具)とします。

 この問題では、車両価格1,000円+付随費用200円=1,200円
 (車両運搬具)1,200 です。

 代金は、現金払いではなく、後払いにしました。
 商品の代金を後払いするときは、(買掛金)ですが、
 商品以外の物品の代金を後払いするときは、(未払金)。

 (未払金)も(買掛金)も負債のグループです。

 資産(車両運搬具)が増加したので、左に。
 負債(未払金)も増加したので、右に書きます。
 
  貸借対照表
  資産 | 負債
      | 純資産

 (支払手数料)(買掛金)は使いません。

おまけ
 商品の代金を、後日受け取るときは(売掛金)、
 商品以外の物品の代金を、後日受け取るときは(未収金)
 どちらも後で貰える権利で、資産のグループです。
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土地を購入し、代金1,000円の他、仲介手数料300円、登記料100円を合わせて、現金で支払った。(土地)(支払手数料)(現金) [仕訳編]

簡単簿記 仕訳編(  )の言葉を使ってください。
★☆☆☆
土地を購入し、代金1,000円の他、仲介手数料300円、登記料100円を合わせて、現金で支払った。(土地)(支払手数料)(現金)




こたえ
 (土地)1,400 (現金)1,400 

かいせつ
 (土地)は資産のグループで、特に、固定資産と言います。
 1年を超えて保有する資産です。
 固定資産には、(土地)のほか、(備品)(車両運搬具)(建物)があります。
 いずれも、本体価格と付随費用を合計して(土地)(備品)(車両運搬具)(建物)とします。

 この問題では、本体価格1,000円+仲介手数料300円+登記料100円=1,400円
 (土地)1,400 です。

 資産(土地)が増加したので、左に。
 資産(現金)は減少したので、右に書きます。
 
   貸借対照表
  資産 | 負債
      | 純資産

 右手で現金を払って、理由を左に書いても、もちろんOKです。
 (支払手数料)は使いません。
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営業用のトラックを現金10,000円で購入した。(備品)(車両運搬具)(現金) [仕訳編]

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★☆☆☆
営業用のトラックを現金10,000円で購入した。(備品)(車両運搬具)(現金)




こたえ
 (車両運搬具)10,000 (現金)10,000 
かいせつ
 (車両運搬具)は名前どおり、トラック、乗用車、バイクなどの車両ですが、注意すべきは「営業用の」車両を言います。
 自動車ディーラーが「販売用の」車両を買えば、商品となり、
 (仕入)XXX (現金)XXX とします。

 (備品)と似ています。
 資産のグループという点も同じです。増えれば左、減れば右です。
 
  貸借対照表
 資産 | 負債
     | 純資産

 問題では、資産(車両運搬具)が増えているので左、
 その代わり、資産(現金)が減っているので右です。
 (備品)は使いません。

 右手で現金10,000円を払って、その理由を反対の左に書いてもOKです。

おまけ
 (備品)(車両運搬具)のほか、(建物)(土地)は資産のグループで、
 特に、固定資産と言われます。1年を超えて使用するために保有している資産です。

 いずれも、購入時には本体価格と、送料や保険料、手数料、整地費用、登記料など、
 かかった費用を合計し(備品)(車両運搬具)(建物)(土地)とします。
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